L/UNIFORM:

受け継がれる物語

L/UNIFORMにとって、美しさと実用性を結びつけることは、哲学そのものです。

ブランドを支える二つの柱は、揺るぎない品質への追求と、あなたの一日に寄り添うためのアイテムを生み出すこと。L/UNIFORMのバッグは、単なるアクセサリーではありません。物語を宿し、時代を超えて受け継がれ、日々のリズムに溶け込みます。細部へのこだわり、機能美と造形美の両立、そして世代をつなぐ絆を生み出しているのです。
今回初めて、創業者の娘ヴィオレット・シニョルがブランドの声を担います。彼女がもたらすのは、個性的で自由、繊細でありながら現代に深く根ざした、新しい視点です。

ヴィオレットはL/UNIFORMの世界の中で育ちました。日常の中で使われるコレクションやバッグ、そして鮮やかな色彩の生地に囲まれて。彼女にとってL/UNIFORMは、単なるスタイルではなく「絆」であり、「言語」であり、「共有された物語」です。 

「最初の記憶は、私のスクールバッグ。ベージュに淡いピンクのイニシャル。それからカーキのバックパック。子供時代を通して、いつもそばにありました。」 

今回、彼女はこのキャンペーンの顔として登場します。そこには伝統と変革の両方が込められています。新しい世代が声をあげ、その声を担うのがヴィオレット。自由で、繊細で、好奇心に満ちています。カメラやギター、シンセサイザーとともに音楽の旅を続ける中で、彼女はバッグを、まるでアイデアやリズム、そして自分らしさを運ぶかのように持ち歩きます。 

「イメージを体現し、自分の一部を表現できるなんて、驚きとともに誇らしさを感じます。大胆かもしれないけれど、胸を張れることです。」 

彼女のお気に入りは、小さなフォトグラファーバッグ。コンパクトでグラフィカル、そして実用的。鮮烈な赤は、目を逸らせない存在感。  「少し四角いフォルム、ポケット、シンプルさが大好き。必要なものだけを収められる。そして何より、目を引くんです。」 

ヴィオレットはコントラストや鮮やかな色、幾何学的な形を愛します。Oklouを聴き、探検し、日常の音を録音し、目の前の一瞬を写真に収めます。彼女はL/UNIFORMの未来を思い描きます。10年後には、さらに多彩な色、大胆な組み合わせ、予想外のコラボレーションがあるかもしれません。けれど常にあるのは、機能的なエレガンスと長く愛される実用美です。 

「幼い頃に手にしたバッグは、今も大切に持っています。一生寄り添えるものなんです。」 

L/UNIFORMには、丁寧に作られたものの美しさがあります。そしてそれ以上に、時をかけて築かれる信頼、世代を超えて受け継がれる絆があるのです。 

「母から受け継いだのは、忍耐力、創造力、誠実さ。そして信頼です。」 

もしヴィオレットに「自分だけのユニフォーム」があるとすれば? それは探検家のような姿。自由に道を切り拓き、発見し、挑戦し、そして何度でも自分を新しくしていくこと。