L/UNIFORM プレゼンツ
L/UNIFORMのモノクローム・カーキ
かつてアメリカ軍で使われていたキャンバス「USカーキ1945」。L/UNIFORMはこの素材に、新しい価値を見いだしました。
密に織り上げられたキャンバスは、バッグに確かな強さを与え、変形や裂けにも優れた耐久性を発揮します。
モノクロームで仕上げたカーキは、その本質を映し出す——
軍用に生まれたこの色が、いまや時代を超えて愛される普遍の色となりました。
しなやかで丈夫で、軽やか
カーキキャンバス
今もその優れた特性からフランス軍で使用されている、この100%コットンキャンバス。
短く、未処理の天然繊維であるカード糸を用いて織り上げられ、化学処理を一切施していないため、非常に高い強度を誇ります。
その後、変形や裂けに強い生地に仕上げるため、極めて高密度な織りが施されます。
この密度ゆえに、染料が生地の内部まで完全には浸透せず、裏面に小さな白い糸が現れることがあります。
それは、このキャンバスが本物であることを示す証しでもあります。
数多く存在するカーキの色味の中から、L/UNIFORMが選んだのは〈US1945〉。
1945年、軍用のタープやテント生地のために開発された色です。
このキャンバスは、当初フランス軍によってパラフィン加工が施され、剛性と防水性を高めていました。
L/UNIFORMではさらに独自の工程を加えます。
まずフッ素樹脂のバス処理を行い、その後、裏面のみにスクリーンコーティングを施します。
これにより、表面は自然でマットな質感を保ちながら、裏面は防汚・防水・洗濯可能という機能性を備えます。
モノクローム・カーキ
サヴォア・フェール
ひとつのアトリエ、ひとつの手仕事、そしてひとつの物語。
ポルトでは、職人たちが一つひとつのバッグを手作業で仕立てています。
縫い目の正確さ、プロポーションの美しさ、仕上げへの細やかな配慮——
そのすべてに、確かな技が息づいています。
どのモデルも、機能性と美しさを調和させるように設計されています。
それは、厳格な職人の伝統を受け継ぐものづくりの精神の表れです。
